先月のルワンダ大統領選では、現職のカガメ氏が9割以上の得票率で再選。
多数派のフツ人が少数派のツチ人を100万人近く殺害した
94年のルワンダ大虐殺で傷ついた国に平和と発展をもたらした人物
として非常に高く評価されています。
ツチ人出身のカガメ氏の下、ルワンダは安全な国になり、
アフリカ有数の汚職の少ない国と見なされています。
結果、国の再建に必要な何億ドルもの国際援助も獲得しました。
そんな表面と裏腹に、今回の大統領選において、ジャーナリストや
野党政治家の投獄、殺害などの事件も報じられ、
国連人権高等弁務官事務所の未発表報告書で、
ルワンダ軍が90年代後半に大量殺戮を行った疑いが出てきたそうです。
報告書では、ツチ人部隊がフツ人部隊を追ってザイールに侵攻した96年、
ルワンダ兵らは何百人もの男女や子供を集めて虐殺したとの事。
ルワンダ政府は疑惑を直ちに否定、報告書が公表されれば
スーダンのダルフールでの平和維持活動から撤退すると脅しをかけているそうです。
とは先日の「ニューズウィーク」誌の記事ですが、
往々にして、軍事で指揮を取り、国家元首に登りつめた人間には、
そう言う噂が立ち、大概の場合、その噂は真実なのが厄介な点です。
日本では織田信長や豊臣秀吉の行動が有名ですし、ナポレオン統治下の
ヨーロッパ諸国は随分血を流し、アメリカのケネディ大統領も、聖人とは程遠い場所にいます。
要するに、その時代にその環境で頭に立つと言うことは
そうなる可能性が大きいと言うことなのです。
でも、どこかの国では、時代遅れの金権政治家と、時代錯誤の夢想家政治家が、
首相の座を争うおかしな状況です。
トラックバック
このダイアリーへのトラックバックURL:
http://www.sure.ne.jp/receive_trackback.html?id=ba2d4c5b47e0608d0382542d66be1fbb