世界中でシリアの民衆弾圧に対しての国連非難決議案に拒否権を行使したロシア、中国について、
各国は非難や遺憾の意を表明、アメリカなどは名指しで「信じられない」と言う表現を用い、
常に弱腰の日本政府ですら遺憾の意を発表しました。
そんな中、フランスのサルコジ仏大統領は声明で、名指しをさけながら
「残忍な政策を後押しした」と批判した事が報道記事に載っていました。
このフランスの表明に関して、私はちょっと複雑な思いです。
この記事を見て疑問に思う人は少なさそうですが、過去、とは言ってもそう遠くない過去。
ルワンダ紛争にてフランス政府は、虐殺側を引き起こすフツ族の援助を組織的に行い
フランス軍の展開、武器援助等まで行っていたのです西欧諸国の思惑が、事態を悪化させるのは
アフリカ諸国の紛争ではよくある光景で、今回の拒否権発動も中華が参加しているものの同じ類のものです。
フランスは紛争後カガメ大統領を戦争犯罪者として告発、飽くまで対決姿勢でした。
2010年になってニコラ・サルコジ大統領がルワンダを訪問、虐殺側の政権に対し、
外交的・軍事的な後押しをしたことにつき、「大きな判断の誤りがあった」と、
虐殺に関する責任の一端があることを認めているものの、謝罪の言葉は全く無かったのです。
「ホテル・ルワンダ」と言う映画の中でも、フランス軍は外国人だけを助けて移送します。
フランスとルワンダの間にはまだまだしこりが残っていて、関係が正常化しているようには見えません。
今回のシリアもアラブイスラム圏ではあるもののルワンダからそう遠くありませんし、
そのイメージを周辺諸国も持っています。
まずフランスは謝罪等で関係を修復してからじゃないかなあ、
今回の声明はなんだか大陸中華や白露に突っ込みどころを与える様な気がしてなりません。
なんだか手順が違うんじゃないかなあ。
トラックバック
このダイアリーへのトラックバックURL:
http://www.sure.ne.jp/receive_trackback.html?id=f2ccfecc77c5f8857912be7b09472115